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作成日 2020/2/24

第二種電気工事士で出題される問題を知ろう|おすすめの問題集・参考書も紹介

    第二種電気工事士は、電気工事士になるための登竜門的な資格です。そのため、第二種電気工事士の資格を取得しようと考えている方の中には、どのような問題が出題されるのか全く知らないという人も多いと思います。

    第二種電気工事士試験を受験するなら、まずは出題される分野や範囲、出題される問題の内容について知っておくことが大切です。

    そこで、今回は第二種電気工事士の試験内容や、どのような問題が出題されるのかについて解説していきます。おすすめの問題集・参考書も紹介していくので、是非参考にしてください。

    第二種電気工事士の試験問題

    第二種電気工事士の過去4年間の問題を紹介します。いずれの問題もクリックすることで解答を表示させることができます。

    なお、2019度の上期と下期、2018年度の上期と下期の技能試験は、いずれも同じ問題が出題されました。

    2019年度上期
    筆記試験問題

    技能試験問題① 技能試験問題② 技能試験問題③ 技能試験問題④ 技能試験問題⑤ 技能試験問題⑥ 技能試験問題⑦ 技能試験問題⑧ 技能試験問題⑨ 技能試験問題⑩ 技能試験問題⑪ 技能試験問題⑫ 技能試験問題⑬

    2019年度下期
    筆記試験問題

    2018年度上期
    筆記試験問題

    2018年度下期
    筆記試験問題

    2017年度上期
    筆記試験問題

    技能試験問題① 技能試験問題② 技能試験問題③ 技能試験問題④ 技能試験問題⑤ 技能試験問題⑥ 技能試験問題⑦

    2017年度下期
    筆記試験問題

    技能試験問題① 技能試験問題② 技能試験問題③ 技能試験問題④ 技能試験問題⑤ 技能試験問題⑥

    2016年度上期
    筆記試験問題

    技能試験問題① 技能試験問題②

    2017年度下期
    筆記試験問題

    技能試験問題① 技能試験問題② 技能試験問題③ 技能試験問題④

    第二種電気工事士で出題される問題


    第二種電気工事士試験は、大きく分けると筆記試験と技能試験に分かれています。
    次からは筆記試験と技能試験で出題される問題の分野や範囲について解説していきます。

    筆記試験と技能試験に分かれる

    第二種電気工事士試験は筆記試験と技能試験に分かれており、筆記試験はさらに一般問題と配線図問題に分かれています。

    筆記試験の形式は四肢択一(4つの選択肢の中から1つの正解を選ぶ)のマークシート方式です。技能試験では作図をしたり、電線の切断や被覆剥きといった電気工事の現場と同じ作業を行います。試験時間は、筆記試験が2時間、技能試験が40分です。

    ここで注意していただきたいのは、筆記試験と技能試験は同一日程では行われないということです。技能試験は、筆記試験の約2ヶ月後に実施されます。筆記試験が終わるまでは筆記の勉強に集中する必要があるため、2ヶ月間ほどで技能試験の対策をしなければなりません。そのため、筆記と同時並行で技能試験の練習もしておくと良いでしょう。

    筆記試験の一般問題

    筆記試験の一般問題で出題されるのは全部で6分野です。それぞれの分野と内容、問題数は以下の通りです。

    筆記試験の一般問題
    • 電気に関する基礎理論
      ・問題数:5問
      ・オームの法則などの電気理論を用いた計算問題
    • 配電理論及び配線設計
      ・問題数:6問
      ・電気機器や電気孤児で使う器具についての問題と、許容電流や需要率に関する計算問題
    • 電気機器、配線器具ならびに電気工事用の材料および工具
      ・問題数:7問
      ・材料や工具がどういった工事で利用されるかを問う問題、材料や工具の写真を見て名称と用途を問う問題
    • 電気工事の施工方法
      ・問題数:5問
      ・「金属管工事」や「ケーブル工事」といった各種工事の具体的な施工や工事方法を問う問題
    • 一般用電気工作物の検査方法
    • 一般用電気工作物の検査方法
      ・問題数:4問
      ・電路の絶縁抵抗値、接地抵抗値や検査の手順を問う問題
    • 一般用電気工作物の保安に関する法令
      ・問題数:3問
      ・内容:電気事業法、電気工事士法、電気工事行法といった法律について問う問題

    筆記試験一般問題の出題数は全部で30問となっており、出題される問題は毎年ほとんど変わりません。そのため、毎年出題される分野に絞って学習すれば高得点を狙うことができます。

    筆記試験の配電図問題

    筆記試験の配線図問題で出題されるのは全部で2分野です。それぞれの分野と内容、問題数は以下の通りです。

    配線図の問題の出題
    • 配線図の表示事項及び表示方法
      ・問題数:10問
      ・内容:配線図以外の全分野と関連する問題
    • 写真による問題
      ・問題数:10問
      ・内容:写真や名称から使用目的が問われたり、図面と実物の正しい組み合わせを問う問題

    配線図問題の出題数は全部で20問です。「配線図の表示事項及び表示方法」は、他の分野を学習することで自然と解けるようになっていきます。

    また、「写真による問題」は暗記要素が強いため、コツコツと地道に覚えていくことが重要です。

    技能試験の問題

    技能試験では、電気工事に関する以下の9つの作業を行います。

    技能試験の問題
    • 電気の接続
    • 配線工事
    • 電気機器及び配線器具の設置
    • 電気機器・配線器具ならびに電気工事用の材料および工具の使用方法
    • コードおよびキャプタイヤケーブルの取付
    • 接地工事
    • 電流、電圧、電力および電気抵抗の測定
    • 一般用電気工作物の検査
    • 一般用電気工作物の故障箇所の修理

    試験時間が40分しかないので、時間配分を考えて取り組むことが大切です。

    第二種電気工事士試験の難易度


    第二種電気工事士試験に合格できるのだろうかと不安に思う方も少なくないと思いますが、第二種電気工事士試験の合格率は国家資格の中では高いため、しっかり勉強すれば合格することは可能です。

    次からは第二種電気工事士資格の合格率や合格ラインなどから見た難易度について解説していきます。

    筆記試験の合格率は60%、技能試験の合格率は70%程度

    第二種電気工事士資格の合格率は、筆記試験が50%後半から60%中盤、技能試験が60%後半から70%中盤です。

    平成23年度から平成30年度までの8年間の合格率は以下のようになっています。

    筆記試験
    • 平成23年度-63.1%
    • 平成24年度-58.2%
    • 平成25年度-62.4%
    • 平成26年度-59.0%
    • 平成27年度-58.8%
    • 平成28年度-58.6%
    • 平成29年度-59.1%
    • 平成30年度-55.4%

    技能試験
    • 平成23年度-69.5%
    • 平成24年度-70.6%
    • 平成25年度-76.0%
    • 平成26年度-74.2%
    • 平成27年度-70.7%
    • 平成28年度-73.4%
    • 平成29年度-68.8%
    • 平成30年度-67.5%

    参考までに、司法試験や司法書士、不動産鑑定士といった難関国家資格の合格率はどれも10%未満、FP技能士2級や測量士補といった中程度の難易度であれば合格率は20〜30%となっています。

    それらの資格と比較すると、第二種電気工事士資格は合格率が高く、受かりやすい資格だと言えます。

    対策すれば、決して取得は難しくない試験

    第二種電気工事士は、しっかり勉強すれば決して難しくはありません。その理由として、以下の5つを挙げることができます。

    第二種電気工事士が受かりやすい試験である理由
    • 筆記試験は得点率60%が合格ラインだから
    • 四択なので消去法で解くことができるから
    • 計算が苦手なら計算問題を捨てても合格できるから
    • 過去問と似た傾向があるので過去問演習が有効であるから
    • 筆記問題の免除があるから

    筆記問題の免除に関しては、誰でも受けられるわけではありません。筆記試験の免除を受けられるのは、以下の6つの条件のうち1つでも満たしている場合です。

    筆記試験の免除条件
    • 前回の第二種電気工事士筆記試験に合格した者
    • 高等学校、高等専門学校及び大学において経済産業省令で定める電気工学の過程を修めて卒業した者
    • 第一種、第二種または第三種電気主任技術者免状の取得者
    • 鉱山保安法第18条の規定による試験のうち、電気保安に関する事項を分掌する係員の試験に合格した者
    • 旧自家用電気工作物施設規則第24条第1項(ヘ)及び(ト)の規定により電気技術に関し相当の知識経験を有すると認定された者
    • 旧電気事業主任技術者資格検定規則による電気事業主任技術者の有資格者

    筆記試験に一度合格すれば次年度の筆記試験が免除されますが、免除されるのは次年度のみなので注意しましょう。

    おすすめの問題集・参考書


    第二種電気工事士は独学でも十分合格できる資格です。とはいえ、市販されている問題集や参考書はたくさん種類があるので、どれを選んだら良いのかわからないという人も少なくないかと思います。

    そこで、次からは独学する時におすすめの問題集・参考書を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

    問題集・参考書の選び方

    市販の問題集や参考書を選ぶ時は、以下の3つの基準を見て選ぶようにしましょう。

    問題集・参考書の選び方
    • 詳しく書きすぎていないものを選ぶ
    • 絵が多すぎないものを選ぶ
    • フルカラーであるものを選ぶ

    詳しく書きすぎていないものを選ぶ

    参考書や問題集の中には、試験に出題されないような細かい知識まで詳しく記載しているものもあります。

    しかし、試験までに使える時間は限られているので、出題される範囲に絞って簡潔にまとめてあるテキストを選ぶようにしましょう。

    絵が多すぎないものを選ぶ

    また、絵が多すぎる問題集や参考書もあまりよくありません。漫画で説明してくれると確かに分かりやすいのですが、実際の試験では文章だけで出題されます。

    そのため、大事な部分はしっかりと文章で説明してあるものを選びましょう。

    フルカラーであるものを選ぶ

    フルカラーであるものを選ぶことは重要です。第二種電気工事士試験では写真を見て答える問題が必ず出題されますが、その写真はフルカラーになっているからです。

    そのため、勉強するときもフルカラーの写真を見ておかないと本試験に対応できません。

    第二種電気工事士筆記試験過去問題集

    おすすめ度:★★★★★

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    フルカラーで見やすく、解説もわかりやすいことから第二種電気工事士試験の受験者に強く支持されている問題集。過去問の数も10年度分収録されており、これ一冊を完璧にすれば筆記試験対策としては十分です。

    この本の口コミ

    10年分びっちり、A4サイズで大きくて重い

    問題数が多い

    777

    レベル別おすすめ参考書

    第二種電気工事士のおすすめ参考書をレベル別に紹介します。

    レベル別おすすめ参考書
    • 初心者用-全部絵で見て覚えるすぃーっと合格(ツールボックス)
    • 中級者用-らくらく学べる(電気書院)
    • 上級者用-完全マスター(オーム社)

    初心者用の参考書は絵が多くわかりやすくなっていますが、上級者用は高度が問題が多数掲載されています。
    自分の習熟度や理解度によって参考書を使い分けるようにしましょう。

    全部絵で見て覚えるすぃーっと合格(ツールボックス)

    おすすめ度:★★★★★

    https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51U2hsK7PBL._SX352_BO1,204,203,200_.jpg

    今までに電気工事に関わったことがない方でも、豊富な図や絵でイメージしやすいように工夫されている初心者向けの参考書です。何度も繰り返して出題される重要問題をメインに解説しているので、効率よく勉強できます。

    この本の口コミ

    電気工事の知識ゼロでもとりあえず買って読めば大丈夫

    本当に丁寧に第二種電気工事士に関する知識がゼロから紹介されているテキストです。
    電気工事に携わっていない人でも読めばこの本のタイトル通りすい~っと合格できます。


    わりやん

    とても見やすく覚えやすい

    絵や写真により、とても見やすく覚えやすい。

    BLUE-KS

    第二種電気工事士らくらく学べる(電気書院)

    おすすめ度:★★★★

    https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51+QEcYpM3L._SX352_BO1,204,203,200_.jpg

    丁寧な解説で、基礎から応用までしっかりと理解できるように構成されています。ある程度の実務経験があり、第二種電気工事士の資格取得を目指す中級車向けの参考書です。

    この本の口コミ

    資格取得のために役立ちます

    カラーでてもふんだんに使い、わかりやすくい。
    受験の方法も書いてある。


    太田 照男

    試験のための本!という感じで良い

    わかりやすい

    避雷針

    第二種電気工事士筆記完全マスター(オーム社)

    おすすめ度:★★★★

    https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51HjTh-PBrL._SX352_BO1,204,203,200_.jpg

    効率よく第二種電気工事士の筆記試験の勉強をできるように、過去問を徹底的に分析した良書。電気工事をしたことがあり、ある程度の基礎は理解している上級者向けの参考書です。

    この本の口コミ

    第二種電気工事士筆記完全マスター

    本試験7月に向け特訓中です。

    gyou55

    まとめ


    第二種電気工事士で出題される問題や試験の難易度、おすすめの過去問題集・参考書を紹介していきました。

    第二種電気工事士は国家資格の中でも比較的合格率が高く、独学でも十分に合格できる試験となっています。

    もし電気工事士の仕事に興味があるなら、最初のステップとして第二種電気工事士試験にぜひ挑戦してみてくださいね。

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