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作成日 2020/2/24

電気工事士の将来性|需要が期待できる理由を解説

    これから電気電気工事士の求人を探す新卒予定者や、未経験から電気工事士への転職を検討している方にとって業界の将来性についても気になるところです。

    電気工事士の仕事は幅広く、家庭向け電気機器の修理や保守管理からビル・工場へ設置する大型の設備設置や配線作業まで担っています。

    また、電気工事は、住宅や工場などあらゆる建物・設備に必要な工事ですので、これからも需要のある仕事です。

    今回は電気工事士の仕事を始める・始めたい方に向けて、電気工事の将来性や需要を見込める理由を詳しく紹介します。

    電気工事士の仕事の将来性

    まずは、電気工事士という仕事が、今後なくならないのか・増えるのか需要について解説します。

    電気は生活に欠かせないインフラの1つですので、将来性もありますしやりがいも感じられる仕事ですよ。

    電気工事の仕事はなくならない

    冒頭でも触れていますが、少なくとも電気工事士の需要および電気工事の仕事はなくなりません。

    電気工事の仕事は、家庭用電気機器の修理や配線・結線作業をはじめ、発電所や変電所で使用する変圧器や配電盤の組み立てや保守管理などあらゆる場面で必要とされます。

    また、電気は重要なインフラの1つで、家庭用電化製品や交通手段・業務用機器・医療用機器・通信設備などさまざまな設備機器は電気で支えられています。

    つまり電気は、現代人が生きていくために必須のエネルギーです。

    電気工事は、電気工事士の資格を取得し、技術と経験を積み重ねれば今後も長期的に仕事ができる魅力のある業界でもあります。

    また、東京オリンピックなど大型イベントなどの際にも、建設ラッシュと同時に電気設備や配線工事の需要も高まります。

    電気工事の業界は、少子高齢社会に伴う人手不足も懸念されているため、新卒者や未経験からの転職など、あらゆる市場から人材を確保しなければいけません。

    そのため、電気工事士を目指す方にとっては、働きやすい環境でもあります。

    電気工事士の仕事はこれからも増えていく

    社会インフラの1つ電気・電気設備は、今後ますます市場が拡大していくことも予想されます。大きな理由は、パソコン・タブレット・スマートフォン・5G技術・AI・IOTといったIT産業が大きく発展しているためです。

    IT産業というと、プログラミングや通信技術に関連した仕事に注目してしまいますが、そもそも電気がなければ動作しません。

    たとえば私達が普段使用しているインターネットは、パソコンやスマートフォンだけでなく電気で稼働している通信設備(通信の制御やデータの保守管理など)によって利用できる仕組みです。

    また、スマートフォンといった通信端末も、定期的に充電しなければ使用できませんよね。

    最近では5G技術の発展も期待されていて、完成すればIOT社会の実現も可能になります。そして5G技術を運用するためにも、電気が必要です。

    他にもAI搭載型の自動運転車の開発、AIを活用した別分野との連携なども注目されています。

    さらに近年では太陽子発電や風力発電など、再生可能エネルギーで発電するシステムも一般家庭にも普及し始めていて、電気・エネルギー関連の需要も高まっています。

    電気工事は既存の電気機器の組み立てや保守管理だけでなく、次世代の技術を活用した電気設備の運用や制御にも需要のある仕事です。

    まだまだキャリアを広げるチャンスはありますし、新技術に触れたり知見を深めたりできます。

    電気工事士の仕事の魅力

    続いては、電気工事士の仕事や魅力について、未経験者やこれから資格を取得する方にも分かりやすく紹介していきます。

    電気工事士は資格制なので安定している

    電気工事の仕事を始めるためには、国家資格の第二種電気工事士もしくは第一種電気工事士が必要です。

    第二種電気工事士は、一般家庭や小規模事業所の一般用電気工作物(エアコンなど電気機器の作業や配線など)に関する工事ができる資格です。

    そして第一種電気工事士は、中規模以上のビルやマンション、工場・事業所などで使用されている事業用電気工作物(電気を供給するための設備や発電機の出力200万kW超えの設備)に関する工事ができます。

    近年ではベテランの電気工事士の定年退職と、若者の人口減少も重なり資格保有者は重宝されます。

    資格試験は、筆記試験と配線や各種機器の接続も行う技能試験の2つあり、どちらも合格しなければいけません。特に技能試験は、個人で材料を調達するのが費用面でも難しいところです。

    ただ、資格取得費用と試験対策の時間を確保してくれる企業もあるため、働きながら資格取得を目指すことが可能です。

    独立して自由にキャリアを広げるチャンスも

    電気工事の場合は、独立して自営業・法人事業主として働く選択肢もあります。

    もちろん企業に雇われて社員として働くこともできますが、「収入をもっと増やしたい」・「休日の設定を自由に設定したい」などの目標を持っている場合は、独立開業もありです。

    独立開業の大きなメリットは、自身で電気工事の営業を行い価格交渉までできるため、実力次第で年収アップも目指せます。

    また、電気工事士の給料は、請け負っている仕事や企業規模によって100万円程度変わるため、独立することで年収が大きく変わる可能性もあります。

    さらに、上司や先輩などとの人間関係で悩む場面はなく、休日も比較的自由に設定できる点も魅力的です。

    元々独立志向の高い方や自分で仕事を取って業務を進めたい方は、将来的に独立開業も視野に入れながら転職・就職するのもいいでしょう。

    電気工事士の仕事の将来的な需要について

    ここからは電気工事士の仕事に、将来性および需要があるのか人材や社会的な部分を軸に紹介します。

    電気工事士の人手不足で需要が増加する

    2020年の日本は、以前から少子高齢化が続いている状況です。また、少子高齢化社会の要因は複数存在するため、今すぐ解決できる問題でもありません。

    そのため更なる労働人口不足が今後予想され、電気工事士も減少していくと考えられます。

    また、現在電気工事の業界を支えている、多くのベテラン電気工事士も近い将来定年退職(40代や50代)・退職(自営業などで仕事している60代や70代)しなければいけないため、急激な人材不足に加えて技術力低下も懸念されます。

    ちなみに経済産業省の調査では、2020年台でも電気工事士が第一種電気工事士は2万人、第二種電気工事士は3万人程の人材不足を予想しています。

    何かと不安要素の多い日本ですが、このような大きな課題を抱えている状況だからこそ、電気工事士として活躍できる現場も増えていきます。

    もちろん経験と技術力を高めなければ仕事を任せられないので、まずは地道に日々勉強と経験を積み重ねることに力を入れましょう。

    電気工事士の仕事のチャンスが増える

    今後慢性的な人材不足になる可能性が高い一方、各社電気工事士を確保するために求人数を増やすことも期待できます。

    また、経験者の人材不足が加速するため、企業は未経験者・若手の人材育成もしなければいけません。

    そのため資格取得状況や実務経験・年齢や職歴を問わず、未経験者応募可能な求人も増えています。電気工事士は、未経験者にとっても仕事を始められる機会のある業界です。

    もちろんベテラン電気工事士の退職によって、実務経験の豊富な電気工事士(30代~40代)も転職・ステップアップしやすい環境になるでしょう。

    電気工事士が活躍できる将来的な仕事の現場

    最後に電気工事士が活躍できる現場と、将来的に需要が増える現場についても紹介していきます。

    電気工事士が活躍できる仕事の現場

    現在、電気工事士が活躍できる仕事の種類や現場は、主にビル建設や鉄道での配線・保守管理などです。

    電気工事士は、小規模事業所や家庭向けの機器修理や点検交換の他にも、上記のように大きな現場へ派遣されて工事を行う仕事も多い傾向です。

    建設現場

    ビルやマンションなどの建設時には、コンセントや分電盤・照明の配線作業があります。解体時には各種電気機器の取り外しが主な作業です。

    鉄道

    鉄道会社の電気設備部門にて、電車へ送電するための架線工事や架線の張替え工事をします。

    他にも、信号や照明工事、高圧電気の変電設備関係の保守管理などが、仕事内容として挙げられます。

    ビルメンテナンス

    オフィスビルやマンション、商用店舗など、不特定多数の人が利用する建物で稼働している電気設備の維持管理と保守点検があります。

    照明機器の交換や修理などもおこないます。ビルメンテナンスの業務には、電気工事士の他にも2級ボイラー技士や危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者なども必要です。

    電気工事士の将来の活躍が期待できる現場

    電気工事士は、鉄道や建設現場の他にも、メーカーの設備保守や防犯関係の設備交換などといった仕事もあります。

    将来的に活躍できる可能性のある仕事とは、5G通信に関連した設備設置・保守点検業務や、新たな通信規格へ切り替える工事など、IOTや次世代通信に関連した内容が予想されます。

    ステップアップのためにも、電気工事だけでなくAIや5G通信など次世代の技術や産業に関する情報収集も欠かさないようにしましょう。

    メーカー工場

    工場内で使用されている電源設備や生産機械の保守点検や修理、設置などがあります。

    防犯会社

    防犯設備を各家庭や商業用店舗、オフィスなどに設置したり点検したりといった仕事です。

    情報通信

    オフィスや家庭へ通信回線を引き込んだり、基地局内で工事を行ったりなど多種多様です。また、商用施設などへ通信設備を設置工事といった仕事もあります。

    電気工事士だけでなく電気通信工事施工管理技士・電気通信主任技術者などの資格も必要です。

    電気工事士の業界の動向

    電気工事士の業界は、少子高齢化や次世代技術・産業の発達によって、更に需要の高まると考えられます。

    また、それに伴って求められる技術や経験も多様化すると考えられるので、日々積極的に技術力を高める努力や、新しい業務への挑戦・情報収集を欠かさないことも重要になります。

    他にも再生可能エネルギー産業の発展も目が離せない状況で、今後電気工事士が働く現場として風力発電や太陽光発電といったケースも更に増える見込みもあります。

    平均年収は500万円(実務経験10年以上)ですので、社員として働き続けることも可能です。また、独立開業の選択肢もあるので、経営者として働きたい方にも魅力のある業界です。

    まとめ

    電気工事士は将来性のある業界・仕事と考えることができます。大きな理由は、電気というインフラに関連した仕事である点です。

    今後も多くの人が電気を手離すことは考えられませんし、生活・仕事をする上で電気・電気機器の利用は欠かすことができません。

    また、少子高齢化に伴う労働人口の減少課題もあるため、実務経験のある方だけでなく未経験者(入社後の資格取得・研修)も求められるようになります。

    これから電気工事士の資格取得を目指している方や未経験から転職を悩んでいる方は、今回紹介した業界動向などから前向きに検討してみてください。

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