Useful columns detail

お役立ちコラム詳細

作成日 2020/3/6

電気通信主任技術者の合格率ってどのくらい?対策法も紹介

    電気通信主任技術者の資格を取得しようと考えている方の中に、合格率が気になっている方も多いでしょう。

    今回の記事ではそんな電気通信主任技術者の資格試験の合格率についてご説明していきます。

    全体の合格率だけでなく、各科目に関しても個別に解説しますのでぜひ参考にしてください!

    電気通信主任技術者の試験の合格率は20%以上


    電気通信主任技術者の合格率は年々上昇しており、近年では20%を超えています。

    電気通信主任技術者は専門的な内容のため、一定の難易度のある資格試験です。また、第1回の合格率は、21.3%と電験三種など難関資格(合格率10%前後が多い)に近い水準です。

    ただし、2019年・第3回までの試験を並べてみてみると、徐々に合格率が上昇しています。20%台の合格率ですので、1回で4科目全て合格するのは難しいケースもあります。しかし、過去問が少しずつ増えるので、試験対策のしやすさについては徐々に改善されるでしょう。

    電気通信主任技術者の合格率
    • 2019年(第2回)…29.8%
    • 2019年(第1回)…24.1%
    • 2018年(第2回)…30.1%
    • 2018年(第1回)…28.5%
    • 2017年(第2回)…27.8%
    • 2017年(第1回)…21.3%

    電気通信主任技術者の各試験の合格率


    ご存知の通り、電気通信技術者には伝送交換と線路の2種類の資格があります。

    以下の項目からはそれぞれの資格の合格率について解説していきますので、各種受験を検討している方の情報源になれば幸いです。

    伝送交換の最新の合格率は28.5%

    伝送交換の合格率は10%後半~20%後半で推移しています。

    また、第1回の合格率は23.4%でしたが、徐々に上昇しています。ただし、これまで電気通信関係の専門的な勉強をしたことがない、趣味などで電気通信関係を調べていない方にとっては難易度の高い試験であることに変わりません。

    一方、既に電気通信関係の会社へ就職していて、資格取得支援を受けながら学習を進めている方や趣味や専門学校などで基礎知識を習得している方は、早期に合格を目指すことも可能です。

    伝送交換の合格率
    • 2019年(第2回)…28.5%
    • 2019年(第1回)…22.6%
    • 2018年(第2回)…29.3%
    • 2018年(第1回)…27.8%
    • 2017年(第2回)…25.7%
    • 2017年(第1回)…23.4%

    線路の最新の合格率は33.0%

    線路の試験は年によってばらつきがあり、10%後半から30%前半代で推移しています。

    第1回の合格率は15.5%ですが、その後は20%~30%台で推移しているので徐々に上がっているとも捉えられます。また、難易度としては伝送交換と共通している内容もあるので、伝送交換取得者であれば比較的取得しやすい状況といえるでしょう。

    ちなみに線路は、電話回線や海底ケーブルなどを指す、線路設備の施工管理・現場管理を行います。伝送交換と比較すると求人数は少ない傾向ですが、線路設備関係の施工管理関係へ転職したい方は取得を目指してみましょう。

    「線路」の合格率
    • 2019年(第2回)…33.0%
    • 2019年(第1回)…22.6%
    • 2018年(第2回)…32.0%
    • 2018年(第1回)…30.3%
    • 2017年(第2回)…32.1%
    • 2017年(第1回)…15.5%

    電気通信主任技術者の試験内容

    続いては、電気通信主任技術者の試験内容について紹介します。

    線路と伝送交換から選択する

    電気通信主任技術者の試験は、前半でも触れたように線路と伝送交換に分かれています。そして、受験申し込みを行う際、どちらを受験するか選択します。

    試験科目は全4科目で、以下の通りです。

    試験科目と試験時間
    • 法規(80分)
    • 電気通信システム(80分)
    • 設備(100分)
    • 専門的能力(100分)

    線路と伝送交換で共通している出題科目は、法規と電気通信システムです。設備と専門的能力については、それぞれの分野に沿って出題されます。また、専門的能力は、複数の項目から受験項目を1つ選ぶ方式です。参考書を購入する際は、事前に受験科目と項目を決めた上で選びましょう。

    試験日程や会場

    電気通信主任技術者は、1日で4科目をこなすスケジュールとなっています。具体的には午前中に2科目、午後に2科目受験する流れです。

    試験は年に2回、1月と7月頃に実施されます。たとえば2020年7月と2021年1月の試験を、2020年度の試験として設定されます。

    また、試験会場は全国ではなく、東京都や大阪府など15の自治体で実施しています。ですので遠方から受験する方は、自宅から最も近い会場やルート・交通費の確認をしておきましょう。

    電気通信主任技術者の資格取得の攻略方法


    以下の項目からは電気通信主任技術者の資格試験をより楽に突破する方法について解説していきます。

    効率よく対策をすることで難易度はグッと下がりますので、ぜひ参考にしてください!

    情報処理系の分野の人は伝送系から受ける

    情報処理系の分野に関する知識がある人は伝送交換の試験を受けるようにしましょう。

    電気通信主任技術者の線路は、海底ケーブルやマンホールの下に設置されている電話回線、光回線などの施工や専門的知識に関する内容を含んでいます。そのため情報処理系とは分野が異なります。

    一方伝送交換の場合は、サーバや電力設備など情報通信に関わる施工管理を軸としているのが特徴的です。情報処理系の専門的知識のある方は、合格を目指しやすい分野といえるでしょう。

    各科目の受験順番を意識する

    電気通信主任技術者の試験は、合格を狙う科目の順番も意識しましょう。

    まずは難易度が低く、出題範囲も安定している法規を受けて、その次は設備と専門は(内容も被っている部分があるため)同時合格を目指すのがおすすめとなっています

    電気通信に関しては、一番簡単な科目になっていて受験勉強の負担が小さいので、対策は最後でも大丈夫でしょう。

    電気通信主任技術者のおすすめの受験順番って?

    「①法規→②設備&専門→③電気通信」の順番です。

    まとめ


    以上、電気通信主任技術者の試験の合格率についてご説明してきました。

    試験はやや難し目ですが、情報系の分野に精通している人や、対策をしっかりしている人からすれば十分に合格できる難易度の試験です。

    また、今回お伝えしたように受験科目の順番を意識したりすると、受験勉強の負担も下がりますので、電気通信主任技術者の資格取得を目指している人はぜひ意識してみてください!

    関連記事

    電気通信主任技術者ってどんな資格?|資格の取得方法から仕事内容まで紹介

    電気通信主任技術者の合格率ってどのくらい?対策法も紹介

    電気通信主任技術者の試験には科目免除がある!適用条件を解説

    おすすめの
    お役立ちコラム