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作成日 2020/3/11

消防設備士の仕事内容についてご紹介!資格の種類ごとに解説

    取得しておくと転職に幅を持たせられると言われる消防設備士の資格ですが、実際の業務内容がどんなものなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

    本記事では、そんな消防設備士の仕事内容についてご説明していきます。

    消防設備士の資格は分類が細かく分けられていますので、しっかりと各分類で出来る仕事内容を把握して、資格取得の参考にしてください。

    消防設備士は資格によりできる仕事が異なる


    消防設備士の仕事内容は、主に消防設備の設置および点検が該当します。

    消防設備士の資格には甲種6種類と乙種7種類がありますが、それぞれで業務の範囲が異なり、取得している資格が多いほど担当できる業務が増えます。

    一般的に甲種資格は乙種資格の上位のものとして扱われ、甲種は乙種よりも給料アップが見込めますが、取得には乙種の取得と実務経験が必要です。

    消防設備士の種類
    • 甲種:1類〜5類、特類
    • 乙種:1類〜7類

    消防設備士の資格ごとの仕事の特徴


    以下の項目からはそれぞれの消防設備士の資格の区分ごとの仕事内容について解説します。

    乙種の仕事内容

    乙種の資格を取得すると、主に点検と整備のみを行う仕事をこなせるようになります。

    しかし、現場では乙種のみの資格では不十分とされているので、基本的にこちらは足掛かり的なものとして捉え、長期スパンでは他の資格や甲種の取得を目指していきましょう。

    乙種は誰でも受験することが可能で、消防設備士の仕事経験がない人はまずこちらの取得が必要です。

    乙種の分類には第1類から第7類まであり、できる仕事内容は以下の通りとなっていますので参考にしてください。
    乙種の分類
    • 乙種第1類 屋内消火栓設備、屋外消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備
    • 乙種第2類 泡消火設備
    • 乙種第3類 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
    • 乙種第4類 自動火災報知設備、消防機関へ通報する火災報知設備 、ガス漏れ火災警報設備
    • 乙種第5類 金属製避難はしご、救助袋、緩降機
    • 乙種第6類 消火器
    • 乙種第7類 漏電火災警報器

    甲種の仕事内容

    甲種消防士の資格は、乙種とは違い消防設備の整備、点検に加え、設置工事も行うことが可能です。

    甲種は取得のハードルが高く、乙種などの他の資格や現場経験が必要になってきます。

    加えて試験内容にも対策の難しい「製図」問題が出たり、実技試験の方もハードルが高いのが特徴です。

    甲種は第1類から第5類、特類に分けられるので、以下の表を参考にしてください。

    甲種の分類
    • 甲種特類  特殊消防用設備等
    • 甲種第1類 屋内消火栓設備、屋外消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備
    • 甲種第2類 泡消火設備
    • 甲種第3類 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
    • 甲種第4類 自動火災報知設備、消防機関へ通報する火災報知設備 、ガス漏れ火災警報設備
    • 甲種第5類 金属製避難はしご、救助袋、緩降機

    消防設備士の仕事の魅力と苦労

    ここからは消防設備士の仕事に関する魅力、そして苦労といえるポイントを合計5つ紹介します。未経験から転職を希望している方、関心のある方は自身の考え方と照らし合わせてみてください。

    魅力

    まずは消防設備士の魅力から紹介します。

    甲種をたくさん取得しておけば給料が大幅にアップする

    消防設備士の仕事は、消防設備士の甲種1類~5類を全てもしくは複数取得しておくと、給料アップにつながります。

    なぜなら消防設備士の乙種と違い甲種は、消防設備の整備に加えて工事も認められているためです。つまり業務範囲が広がります。

    会社側としては、幅広い業務に対応できる消防設備士を必要としているので、給料・資格手当アップも検討してもらいやすいといえるでしょう。

    様々な業界で転職の際に優遇される

    消防設備士の有資格者および実務経験のある方は、さまざまな業界で必要とされる人材です。

    工場やビル・建設現場などは、消防設備の管理や設置工事も必要となるためです。さらに消防設備の点検や設置工事は、有資格者でなければ法的に認められていません。

    このような事情があるので、消防設備士は常に需要のある仕事です。

    苦労

    続いては消防設備士としての仕事を遂行する上で、苦労といえるポイントを紹介します。

    体力が必要である

    消防設備士は、常に現場(契約しているビルや工場など)へ赴くタイプの仕事です。そのため、外回りの多い営業職などと同じく、フットワークが軽く体力も必要とされます。

    さらにスケジュール(納期)に沿って業務を行わなければいけないため、時には踏ん張って頑張らなければいけない場面もあります。

    逆に、体力に自信がある方は、消防設備士の体力的な苦労を感じずに済むといえるでしょう。

    チームで仕事をする

    消防設備士の仕事は、1人ではなく複数人のチームで進めるのが基本です。そのため、協調性・コミュニケーション能力が問われる部分もあります。

    1人で黙々と仕事がしたい方には苦労と感じやすく、誰かと協力して仕事がしたい方にはやりがいのある現場となります。

    技術力だけでなく現場の雰囲気は、仕事が長続きするか関わる部分でもあるため、自身の性格・働き方と照らし合わせてみてください。

    労働時間が長くなることもある

    前段でも触れましたが消防設備士の仕事は、発注側および会社側が定めたスケジュールありきで業務を遂行しなければいけません。

    しかし、現場での仕事は、時に終業時刻までに終わらないケースもあります。

    そのような時に定時帰宅するのは現実的にあり得ません。つまり、納期が迫っている・繁忙期の場合は、残業が続く可能性もある点を理解しておきましょう。

    消防設備士のおすすめの仕事


    以下では最初に取得するのにおすすめな消防設備士の資格を紹介します。

    これから初めて消防設備士の資格取得を考えている人は、以下の乙種の分類の試験を受けましょう。

    消防設備士おすすめの分類
    • 1類…屋内外の消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備の整備と点検
    • 4類…各種火災報知設備の整備と点検
    • 7類…消火器の整備と点検
    これらの資格は需要も高いため、仕事量もそれなりに担保されているおすすめの資格です。

    しかしこれらだけでは十分とは言えません。実務経験を積んだり、他の資格を取得したりして甲種の試験合格も目指しましょう。

    設備の設営や工事業務も行えるので、こなせる仕事の幅が広がっていきます。

    消防設備士の仕事の向き不向きを確認しよう

    最後に、消防設備士の仕事が向き不向きについて確認してみます。仕事が長続きするかどうかは、技術的な限界だけでなく、自身の性格や価値観と職場が合っているかどうかも重要なポイントです。

    向いている人の特徴

    まずは消防設備士に向いていると考えられる人の主な特徴から紹介します。

    細かい点に気を配ることができる

    消防設備士に向いている方の特徴の1つに、細かい点に気を配れる・気付くということがあります。消防設備は設置・組み立て業務だけでなく、管理・修理・点検も必要です。

    さらに消防設備は、工場やビル・マンションなどで働く・生活している方の命に関わる非常に重要設備でもあります。

    ちょっとした異変に気付くことができる、鋭い感覚も消防設備士には必要です。

    現場が頻繁に変わることが苦にならない

    消防設備士は、会社で仕事をこなすデスクワークの反対に位置している職業です。また、同じ現場で働き続けることはありません。不定期に作業現場が変わり、時に遠方の場合もあります。

    環境が変わってもストレスに感じにくい、すぐに新しい現場に慣れる方は、消防設備士に向いているといえるでしょう。

    さらに新しい現場へ移動した際、すぐに作業内容を理解できる判断能力の高さも求められます。

    コミュニケーション能力が高い

    消防設備士の仕事は、資格および技術力に加えて高いコミュニケーション能力も必要です。

    前半でも触れましたが、消防設備士は現場仕事で、チームで工事や点検を進めます。そのため、チーム力すなわち協調性とコミュニケーション能力も求められます。

    コミュニケーション能力が高ければ、今自分が何をすればいいのか判断も早くなりますし、消防設備のどこに注意すればいいのか技術や知識も先輩などから吸収しやすいでしょう。

    コミュニケーション能力が高い・好きという方は、消防設備士向きの要素を持っています。

    不向きな人の特徴

    続いては、消防設備士に不向きな人の主な特徴を紹介します。

    コミュニケーションが苦手

    何度も解説していますが、消防設備士はチーム力も大切です。なぜなら1人では仕事を進められない職種ですし、納期に合わせて素早く行動しなければいけないからです。

    しかし、コミュニケーションが苦手ですと、今自分は何をすればいいのか判断も難しく、協力しなければいけない場面でミスをする可能性もあります。

    複数人での現場仕事に苦手意識を感じる方は、別の仕事を検討してみるのもおすすめです。

    自分のペースで仕事をしたいと感じる

    消防設備士の仕事は1人で進めればいい訳ではありません。先輩や同期と協力しながら、設備管理・点検・工事を行わなければ効率的に業務を進められません。

    また、危険を伴う作業もあるので、1人で勝手に業務を進めると事故につながります。

    自分のペースで仕事を進めたい・対面での仕事に苦手意識を感じる方は、消防設備士以外の仕事を再検討してみるべきでしょう。

    まとめ


    以上、消防設備士の仕事内容についてご説明しました。

    消防設備士は乙種だけでは工事の仕事が行えないので、長期的には甲種の取得を目指しましょう。

    甲種は取得までのハードルが高いですが、取得すれば行える業務がグッと広がりますので、消防設備士の資格取得を考えている人は参考にしてください。

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