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作成日 2020/4/2

電気工事士の試験の難易度|対策すれば十分合格できる難易度の資格

    一般住宅や工場などの配線工事や電気設備の設置作業などができる電気工事士。電気工事は業務独占資格で人手不足の業界でもあるため、長期的に仕事を続けられるのも魅力的です。

    どの程度の難易度か分からないため、受験しようか悩んでいるのではないでしょうか。

    今回は電気工事士の資格試験について知りたい方へ向けて、第一種・第二種電気工事士それぞれの試験難易度や勉強方法を詳しく紹介します。

    電気工事士試験の難易度は低い!

    まずは電気工事士の試験難易度を、筆記試験と技能試験に分けて解説します。

    どちらも試験難易度は低いといえますが、これまで電気数学や電気について勉強したことの無い方は、第二種電気工事士の取得から目指すのがおすすめです。

    第一種電気工事士の難易度が低い理由

    第一種電気工事士は、第二種電気工事士の上位資格(応用問題や試験範囲が広いなど)です。

    一般的には、第二種電気工事士取得者で、電気工事に従事している方がステップアップするために取得を目指します。

    また、受験資格はありませんが免状交付に条件を設けているため、以下いずれか1つをクリアしていなければいけません。

    免状交付の条件
    • 実務経験5年以上
    • 電気科などの専門学校を卒業し実務経験3年以上
    • 電気科などの大学を卒業し実務経験3年以上

    試験難易度については、基礎的な電気工事の知識に加えて電気数学を必要とする計算問題もあり、中程度といえるでしょう。

    筆記試験

    出題形式はどのようなルールですか?

    第一種電気工事士の筆記試験は、マークシート方式で4択のうち正しい解答を1つ選びます。

    筆記試験では、第二種電気工事士に必要な知識に加えて、応用問題や新たに追加された分野もあり難易度も上がっています。また、出題範囲も広いのが特徴です。

    未経験から試験対策するのは難しいところですが、第二種電気工事士取得者で現場にて実経験を積んでいる方は基礎を身に付けているので、合格を目指すことができるでしょう。

    点数は100点満点で、毎年60点以上を合格点としています。また、計算問題が多いので、電気の基礎理論などを押さえておくと点数を確保できます。

    技能試験

    第一種電気工事士の技能試験は、第二種電気工事士よりも作業量が多いため難易度は高めです。作業内容は電線と器具の接続やコード及びキャプタイヤ―ケーブルの取り付け、自家用電気工作物の検査と修理などを60分以内に行います。

    作業ミスを防ぐために複線図をするので、60分かからず作業を終える必要があります。対策方法としては、各種団体が定期的に実施している講習会へ参加し、練習量を増やすことです。

    また、試験前(毎年4月上旬頃)に、候補問題10問題公開されます。

    第二種電気工事士の難易度が低い理由

    続いては、第二種電気工事士の試験難易度や概要を紹介します。第二種電気工事士には、受験資格と免状交付どちらにも条件はありません。

    ですので、これから未経験から電気工事士の資格を取得し、関連業種へ転職したい方は第二種電気工事士の合格を目指しましょう。

    電気関連の資格の中では、低難易度です。また、計算問題は少なく暗記問題がほとんどです。

    筆記試験

    出題形式はどのようなルールですか?

    第二種電気工事士の筆記試験は、マークシート方式で4択のうち正しい解答を1つ選びます。

    第二種電気工事士には筆記試験があり、電気工事に使用する工具や器具などの名称や用途を答える問題や、電気理論や法令に関する正誤問題、計算問題と配線図の正誤問題などが出題されます。

    点数は、例年100店満点中60点以上を合格としていて、多くは暗記問題と正誤問題です。どれも難易度は高くありませんので、独学でも合格を目指すことができます。

    技能試験

    技能試験では、単線図が配布されます。そして、単線図を参考に正しい配線・接続・取付を行います。難易度は第一種電気工事士と比較して低く、未経験者でも1~2ヶ月程度で対策可能です。

    作業内容は指定された長さに電線を切断し、器具と電線の取り付けやスリーブの圧着作業をはじめ、正しい色

    第一種電気工事士と同様に作業ミスを防ぐため、複線図を書いてから作業するのがおすすめです。

    電気工事士試験の合格率推移を紹介

    続いては電気工事士の合格率から、試験難易度について解説します。難関資格の電験よりかは合格率が高く、法規や電気数学(応用)の出題はほとんどありません。

    第一種電気工事士の合格率は30%程度

    筆記試験の免除制度とは何ですか?

    前年度の筆記試験のみ合格した方や電気主任技術者(電験一種、二種、三種)免状の交付を受けている方などは、受験年度の筆記試験を免除できる制度です。

    第一種電気工事士受験者全体の合格率は、例年30%~40%台で推移しています。ただ、それぞれ分けてみると、筆記試験は40%~50%台・技能試験60%~70%台で推移しているのが特徴です。

    ちなみに第一種電気工事士には筆記試験の免除制度があるため、個別の合格率と全体の合格率で差が生じている側面もあります。

    難関資格の電験は合格率10%前後ですので、合格率から見ても筆記試験・技能試験共に中程度の難易度です。

    第二種電気工事士の合格率推移は40%程度

    第二種電気工事士の合格率は、例年40%前後で推移しています。また、筆記試験は60%前後で技能試験70%前後と第一種電気工事士よりも、10%程度高い水準です。

    電気関連資格の入門者向けという位置づけでもあり、数学が得意ではなかったとしても合格を目指すことはできます。一般的には3ヶ月程度の試験勉強で、筆記試験・技能試験共に対策可能です。

    電気工事士試験に合格するためにやるべきこと

    最後に電気工事士の試験に合格するには、どのような対策をすればよいのか3つのポイントを紹介します。第一種電気工事士または第二種電気工事士の受験を検討している方は、参考にした上で準備してみてください。

    3か月前から勉強に着手する

    電気工事士の資格試験へ挑戦する場合は、第一種・第二種どちらのケースでも3か月前から着手しましょう。1ヶ月目は、参考書や工具の準備と筆記試験対策を始めます。

    また、参考書を一通り読み込み、出題範囲や基礎的な電気理論や工具・器具の名称、法律について理解しましょう。

    3ヶ月間の対策期間があれば筆記試験は参考書での学習をはじめ、過去問を何度も解く時間を確保できます。

    まずはテキストでインプットしよう

    試験対策の基本は、テキスト=参考書の内容をインプットすることです。

    電気工事に使用する工具や交流回路の仕組み、電気工事に関する法律や配線図および記号など、専門的な内容を網羅的に理解・暗記します。

    分からないところは何度も読み直し、それでも難しい場合は別途イラスト付きの参考書を購入したり講習会に参加したしてみるのもおすすめです。

    また、暗記問題が多いので、語呂合わせやノートに書いて覚えましょう。

    【重要】過去問を解いて傾向を掴もう

    特に重要なポイントは、過去問を何度も解いて出題傾向を掴むことです。

    参考書のみの学習では、出題範囲や内容を理解できるものの出題傾向は分かりません。また、理解しているつもりになっている可能性もあるので、早い段階で過去問を解きましょう。

    過去問は一般社団法人電気技術者試験センターから、各年度の問題と解答を閲覧できます。何度も解くことで、理解度を確認できますし、出題されやすい問題も分かるようになります。

    まとめ

    電気工事士には一種と二種があり、第一種電気工事士の方が難易度は高めです。ただ、どちらも合格率は高い水準を維持しているので、3ヶ月前から勉強を始めて合格を目指しましょう。

    まずは筆記試験と技能試験の参考書や工具を買い揃えて、知識をインプットするのが大切です。

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