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作成日 2020/4/2

電気工事士になるための勉強量・勉強方法を解説|一種と二種それぞれについて解説します

    今回は未経験から電気工事士を目指す方へ向けて、どのような勉強量や勉強時間が必要なのか、試験対策を中心に紹介します。

    電験と比較すると難易度は中程度ですので、しっかりと試験対策を行うことで合格を目指すことは可能です。

    まずは電気工事士になるのに必要な勉強量・時間を知ろう!

    電気工事士の第一種と第二種に違いはありますか?

    第一種電気工事士は自家用電気工作物、つまり工場やビルといった大規模な施設の電気工事も認められています。一方第二種電気工事士は、一般住宅の電気工事に限られているため、仕事の幅を広げるためには第一種電気工事士が必要です。

    まずは電気工事士の資格を取得するためには、どのような勉強量および勉強時間が必要なのか目安を紹介します。

    第二種電気工事士の試験対策は3か月が目安

    電気関連の資格の中でも、未経験から取得できる難易度が第二種電気工事士です。

    出題範囲は、7分野から構成されていて、鑑別問題(工具や器具の名称や用途など)や配線図記号などの暗記問題をはじめ、法律や電気工事の正誤判定などを問う問題がほとんどです。

    計算問題もありますが基礎的な電気理論(オームの法則など)を理解できれば、シンプルな交流回路のインピーダンスや電流・電圧などにも対応可能です。

    また、計算問題を含めてマークシート方式ですので、記述式よりも回答しやすい形式といえるでしょう。

    勉強時間については、3ヶ月程度あれば余裕を持って試験対策できます。

    勉強量は、参考書を1~2回程読み込んだのち、過去問や問題集を解きます。そして、間違った問題や苦手分野を中心に、再度参考書で復習・問題を解き直すといった流れを繰り返します。

    技能試験については、筆記試験合格後1ヶ月~2ヶ月で練習および複線図の書き方など対策可能です。

    第一種電気工事士の試験対策は第二種の知識があれば3か月が目安

    第一種電気工事士は、第二種電気工事士の内容をベースに、暗記範囲が広まったり計算式が少し複雑になったりと応用問題を中心に出題されます。

    また、暗記問題は、名称をそのまま回答するだけでなく正しい省略記号を回答するタイプも出題されるのが特徴です。

    難易度は上がりますが、電験のような難関資格と呼ばれる程難しい内容ではありません。さらに出題形式は第二種電気工事士と同じくマークシート方式ですので、回答しやすい試験ルールです。

    そして勉強時間については、1日2~3時間で約3ヶ月の期間があれば一通り暗記や理解できます。

    ただ、第二種電気工事士よりも出題範囲が広いため、できれば土日など休日は勉強時間を増やすのがおすすめです。

    勉強量は第二種電気工事士をベースに、事業用電気工作物や電気理論や器具、作業方法など追加で覚えることがあります。

    また、技能試験は第二種電気工事士よりも作業量が多いため、できれば筆記試験と並行に練習・作業速度向上しておくのがおすすめです。

    電気工事士試験対策ができる3つの勉強方法

    電気工事士の資格取得は第二種で約3ヶ月の学習、第一種はさらに約3ヶ月の学習が必要とされています。

    いずれにしても長期戦となるため、スケジュールを立てて計画的に勉強するようにしましょう。

    試験対策のためのおすすめの勉強法を3つ紹介するので、ご自身に合う方法で学習を進めてください。

    独学で勉強する

    自分のペースで勉強をしたい方には、独学をおすすめします。

    電気工事士の試験対策は、独学でも十分に可能です。詳しくかみ砕いた参考書や丁寧に解き方を解説した問題集・過去問なども販売されているので、きちんと勉強すれば合格に必要な実力を身につけることができます。

    ただし、独学には強い意志が必要です。1週間単位でスケジュールを立てて、忙しくて勉強できなかった日の学習分は週内に終わらせるようにしてください。

    動画教材を購入して勉強する

    文字を読むよりも視覚的・直感的に理解するほうが得意な方には、動画教材がおすすめです。

    講師が絵や図を使って解説してくれるので、参考書を読まずに試験範囲を網羅することができます。

    ただし、動画教材による勉強では、得点力に結びつかない恐れがあります。かならず試験前に過去問を一通り解き、理解した内容を回答できるのかチェックしておきましょう

    スクールに通う

    参考書や問題集を使った独学も動画教材も、いずれも自分の意思で勉強する必要があるため、スケジュールを立てて計画的に学習を進めていく自信がない方にはおすすめできません。

    試験日までに学習範囲をすべて終えられるか不安な方は、スクールに通ってみてはいかがでしょうか。

    スクールでは試験日までに無理なく学力をつけられるカリキュラムが用意されているため、計画性に自信がない方でも安心です。

    また、スクールにお金を払った事実が「何としてでも合格したい」という動機付けになることもあり、短期間での資格取得に結びつきます。

    合格に近づく勉強方法はコレ!

    続いては第一種・第二種電気工事士の試験に合格するには、何が必要なのかポイントを5つにまとめました。ここで解説するポイントは、筆記試験と技能試験どちらも含めています。

    技能試験は比較的シンプルな対策ですが、筆記試験は効率を考えながら計画的に勉強を進める必要があります。

    テキストをまず2回読もう

    電気工事士のテキストを購入した場合は、まず全ての項目を2回読むことが大切です。

    人によっては、各項目を完全に理解できるまで時間をかけて読み込んだり暗記したりするかと思います。しかし、時間をかけて少しずつ勉強を進めてしまうと、細かな疑問も徹底的に調べてしまい非効率的です。

    まずは、テキストを2回読んで試験範囲・各項目をある程度理解します。そして、すぐに練習問題や過去問を解いて、分からない部分をテキストで復習しましょう。

    順番としてはテキストを先に読み、そのあと過去問+テキストで理解度と正答率を高めます。

    暗記系の問題を優先して解けるようになろう

    特に第二種電気工事士は、計算問題よりも鑑別問題(測定器や工具類の名称や用途を答える)や正誤判定問題が多い傾向です。

    ですので、暗記系の正答率を上げられるよう、試験対策を優先的に進めるのがおすすめです。

    一方第一種電気工事士については、鑑別問題や配線図記号・法令や作業方法に関する正誤判定もあります。しかし、計算問題を解かなければ、合格点60点以上が難しい傾向です。

    つまり、暗記問題のみに力を入れるのではなく、計算問題を解けるよう分数や対数・合成抵抗など基本的な電気数学も理解しておきましょう。

    過去問は繰り返し解こう

    電気工事士の筆記試験では、各年度の過去問を繰り返し解くことが大切です。問題の出題傾向や出題科目・割合は大きく変わらないので、過去問を何度も解くことによって各傾向を掴めます。

    また、過去問は、一般社団法人電気技術者試験センターの公式サイトで無料公開しています。

    そして第二種・第一種電気工事士どちらの場合でも、過去問を繰り返すことは合格に向けた大切なポイントです。

    過去問を繰り返す解くメリット
    • 出題傾向を掴める
    • 計算問題など各問題の出題割合を掴める
    • 自身の理解度を把握できる
    • 苦手な問題を明確にできる

    配線図で難しい問題は解けるようにならなくてもよい

    筆記試験で注意するポイントでもありますが、例年配線図の中には非常に難しい問題も含まれています。しかし、1~2問程度ですので、他の鑑別問題や正誤判定で点数をカバーできます。

    配線図に時間をかけすぎて、他の問題を見直せないといった状況に陥らないよう時間配分にも気を付けながら回答と見直しを進めましょう。

    電気工事士の試験を受ける理由は、合格して資格を取得することです。合格を優先し、点数を確保できる問題に注力するのも大切です。

    技能試験の対策は繰り返そう

    技能試験は筆記試験よりも時間が短く、40分しか用意されていません。人によっては時間を気にし過ぎて、作業ミスしたり作業を終えられなかったりする可能性もあります。

    技能試験は単線図・複線図を瞬時に理解し、正確・スピーディに電線の加工や配線、器具の取り付けを行うことが合格のポイントです。

    そのためには繰り返し練習を行い、芯線の輪づくりや被覆の排除・器具取付など各作業に慣れる必要があります。

    ただし、3ヶ月・4ヶ月と練習を長く続けることで、慣れが気の緩みに繋がる可能性もあるので1ヶ月や2ヶ月で試験日となるよう練習期間を調整しましょう。

    勉強するときに注意したいポイント

    ここからは電気工事士の筆記試験・技能試験の勉強で、特に注意すべきポイントを紹介します。

    インプットした知識を使えるか確認しよう

    筆記試験対策で注意すべきポイントは、覚えた知識を練習問題や過去問で活用できているか確認することです。テキストを何度か読むと、計算の仕組みや暗記ができたような気がします。

    しかし、練習問題や過去問を解いてみると、思っていたほど正答率が伸びず悩むことがあるでしょう。

    テキストを読んでいるだけでは、理解・暗記できているか確認できません。ですので、問題集とセットで勉強をすするのが大切です。

    さらに過去問や練習問題で間違った部分は、テキストも参考にしながら復習することで理解度も深めます。

    知識がインプットできているかは、問題集で確認しましょう。

    技能試験の練習は必ずする

    電気工事士の筆記試験対策を行っていると、技能試験について後回しにしてしまうこともあります。

    しかし、技能試験は、取り付けや配線など正確かつ時間内に作業しなくてはいけないため、少なくとも1ヶ月程度の練習期間は必要です。

    また、電工ナイフや圧着工具は、取り扱いを間違えると大けがのリスクもあります。

    必ず何度も練習を行い、技能試験に挑みましょう。

    必要な工具類は基本的に以下の通りです。

    技能試験に必要な主な工具
    • プラスドライバー
    • マイナスドライバー
    • VVFストリッパー
    • ペンチ
    • 圧着工具
    • 電工ナイフ
    • フライヤー
    • 尺(スケール)

    練習に必要な材料は、ホームセンターで購入できます。しかし買い揃える余裕がない場合は、講習会に参加してみるのがおすすめです。

    まとめ

    電気工事士の筆記試験対策では、テキストによる知識のインプットと過去問を繰り返し解くのが大切です。

    そして、技能試験は工具を買い揃えたのち、講習会へ参加もしくは独学にて電工ナイフや芯線の輪・圧着など各作業に慣れましょう。

    第一種・第二種電気工事士の試験対策では、試験日までのスケジュールを細かく組んだ上で、効率を考えながらスピーディに勉強を進めることが大切です。

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