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作成日 2020/4/23

電験三種は過去問だけで合格は難しい!効率の良い正しい過去問の使い方を解説

    電験三種は、第一種・第二種電気工事士以上に試験の難易度が高いものになています。

    また、電験三種の試験は、過去問とは異なる問題作成が行われます。つまり過去問を解くだけでは、試験対策として不十分です。

    そこで今回の記事では、電験三種の勉強方法で悩んでいる方へ向けて、過去問を解くだけでは合格が難しい具体的な理由をはじめ、効率の良い勉強方法も紹介します。

    過去問だけでは電験三種の突破が難しい理由

    合格が難しいという説明は分かりますが、電験三種と第一種・第二種電気工事士の合格率は違いますか?

    第一種・第二種電気工事士の筆記試験の合格率は50~60%台ですが、電験三種の合格率は10%前後と低い傾向です。このように合格率だけを見ても電験三種は、試験対策を工夫しなくていけないことが分かります。

    電験三種は第一種・第二種電気工事士などと比較して、問題の作成傾向が違うのはもちろん難易度も非常に高いため、単に過去問を解くだけでは合格の難しい資格です。

    また、ここでは過去問を解くことを軸にした試験対策が、なぜ非効率的なのか3つのポイントに分けて具体的に解説します。

    既に電験三種の試験対策を始めている方は、1度勉強方法の流れや覚え方を照らし合わせてみましょう。

    電験三種が過去問を解くだけでは難しい理由
    • 毎回異なる問題
    • 仕組みや原理の理解度を問われる
    • 試験範囲が広く専門性が高い

    本試験では過去問に似た問題が出題されない

    過去問を解くだけでは不十分な主な理由は、毎回異なる問題で出題形式も変わるためです。

    たとえば、試験対策として2018~2019年の過去問を解いたとします。しかし、2020年の本試験では、2018年や2019年に似た問題は出題されません。また、さらに過去の問題とも異なる傾向です。

    電験三種の本試験は、毎年上記のような出題方式で試験を実施しているため、過去問を解いて暗記するだけでなく別の対策が必要です。

    電験三種の試験対策を始める時は、暗記に加えて「理解・応用力」も身に付けるようにしましょう。

    理解していないと解けない、ひねった問題も多い

    電験三種は過去問を暗記するだけでは、解くことのできない出題方式と説明しました。つまり、電験三種の4科目「理論」・「電力」・「機械」・「法規」を、理解しなくてはいけません。

    また、電験三種の場合は、過去問とは異なる問題だけでなくひねった問題も多い傾向です。

    さらに計算問題が大半を占めるため、ひねった問題となると公式を暗記しているだけでは計算できません。

    ちなみに第一種・第二種電気工事士の場合は、過去問と本試験で共通点も多いので暗記重視でも比較的合格を目指せる内容です。

    第一種・第二種電気工事士の資格取得者や、暗記を中心とした勉強を行っている方は、まず暗記重視の勉強方法から離れましょう。

    そして基礎を理解するというスタンスで、参考書を読み込みます。

    知識がない状態で過去問を解いたり解説を読んだりしても理解できない

    特に第二種電気工事士の場合は、電気理論や電気工事について全く知らない状態でも、参考書を読んだり過去問を解いたりすることで暗記できるようになります。

    そのため、暗記重視の試験対策でもある程度点数を獲得できます。

    しかし、電験三種の場合は4科目全て難易度の高い内容で、なおかつ試験範囲も非常に広いのが特徴です。

    基礎知識がない状態では、電験三種の参考書を読んだり過去問・問題集を解いたりしても、理解が進まない可能性もあるでしょう。

    また、電験三種の本試験は、受験者の知識と理解度を試す内容が多く、多数の公式や説明文を暗記していても解けないようになっています。

    さらに毎年の難易度には波があるため、より難しい内容のケースもあります。

    効率のいい勉強の手順と過去問の正しい使い方

    電験三種は工業高校や過去に専門的な勉強をしていなければ合格できませんか?

    電験三種は主任技術者、つまり電気工事の現場を管理する立場として業務を遂行するために必要な資格です。電気関連の資格や勉強の経験0の場合は、非常に厳しい状況といえるでしょう。また、電気関連の勉強や

    続いては、電験三種の具体的な勉強方法と共に、効率の良い学習手順や過去問の使い方まで分かりやすく紹介します。

    電験三種の試験対策を始める時は、単語などの暗記はもちろん、基礎から原理や各説明を理解し応用問題も解けるようにならなければいけません。

    ですので、過去問や問題集から解くのではなく、「基礎の理解」から始めるのが重要なポイントです。

    試験対策のポイント
    • まずは参考書で一通り理解
    • 1科目ごとに過去問を解く
    • 不明点は必ず参考書で学習
    • 間違えだ問題は必ず復習
    • どの年度の過去問を解き始めるか決めておく

    ①テキストや参考書で一通り理解する

    電験三種の勉強方法として、まずはテキストや参考書、過去問や問題集を購入します。そして、テキストや参考書を読んだりノートに書いたりしながら、基礎から順を追って理解できるようにします。

    また、4科目のうち「理論」のテキストや、参考書の勉強から始めるのがおすすめです。なぜなら理論で取り扱っている計算式や電気理論が、機械・法規・電力でも必要となるためです。

    しかし、人によっては、計算式や電気回路、電気回路に用いるベクトルや交流の原理などについて理解できないケースもあるでしょう。

    電験三種のテキストで理解出来ない場合は、三角関数や二次方程式など基礎的な数学のテキストで1つ1つ公式や意味を確認するのも大切です。

    ②1冊参考書が終わったら過去問を解き始める

    一般的に電験三種の参考書は、理論・機械・電力・法規の4冊に分かれています。そして、1冊参考書を一通り学習した後は、その科目の過去問を解きましょう。

    試験対策を始めている方の中には、全科目の参考書を学習してから過去問を解いているケースもあると思います。

    しかし、全科目の学習後に過去問を解くと、最初に学習した内容を忘れてしまいます。

    つまり理論の参考書を読んだ後は、理論の過去問や問題集を解くのがおすすめです。

    ③過去問で分からないところや理解出ていないところはテキストに戻る

    電験三種の過去問を解く場合、少しでも分からない単語や内容、理解できない原理や仕組みなどがあればテキストや参考書で必ず確認します。

    第一種・第二種電気工事士の場合は、テキストを暗記のために使用している方もいるかと思います。

    しかし、電験三種の場合は、間違えた知識や分からない内容を確認・理解するために使用しましょう。

    電験三種は出題範囲が広いので、1度参考書を学習しても全て理解できる訳ではありません。また、参考書を読んだ時は、分かったつもりになっていることもあります。

    過去問を解くことは、理解できていない部分の認識につながるので、参考書・過去問を交互に活用するのが大切ですよ。

    ④間違えた問題は必ず解きなおす

    過去問や問題集で間違えた問題は、参考書で復習したのちに再度問題を解きましょう。また、復習と問題を解き直す場合は、その日のうちに行うのが大切です。

    仮に翌日や1週間後に解き直しても、問題や知識の定着につながりにくく再び忘れてしまいます。

    さらに間違えた問題は、正解・理解するまで何度も復習するのも重要なポイントです。理解しないうちに次の問題へ進んでいては、知識が定着しません。

    しかし、計算問題や原理・仕組みを問う内容ではなく、知識を問う文章問題や何10回解いても間違ってしまう問題は、次の項目や問題へ進みましょう。

    知識を問う文章問題は特に毎年問題が変わりやすく、時事問題なども出題されます。まずは計算問題や法規、電気設備の仕組みなどを問われる内容から学習を進めるのが効率的です。

    ⑤最新年度の過去問は最後の調整用にとっておく

    過去問を解く場合は、10年・15年前の内容から始めます。試験が近くなった場合は、昨年の過去問を解いたり、最新年度の予想問題を解いたりするのもおすすめです。

    ただし予想問題は、あくまで予想ですので内容を覚える必要はありません。

    もちろん最新年度の過去問を解き、徐々に2年・3年前の過去問へ進むの1つの対策です。

    仕上げ・調整用として、試験日間近にどの過去問を解くのか事前に決めておくと、区切りをつけることができますしスケジュールも立てやすいといったメリットがあります。

    まとめ

    電験三種の試験は、毎年異なる問題が出題されるだけでなく、原理や仕組みの理解度を問われる内容です。そのため、計算式や用語の暗記だけでは対応できません。

    また、4科目のうち、理論の学習から始めるのが大切です。理論は他の3科目と共通している内容が多く、先に理解しておくと効率的に学習できます。

    電験三種は難易度の高い資格ですが、基礎固めと効率的な学習方法を継続することで合格も夢ではありません。

    資格取得を目指している方は、今回紹介した内容を参考に試験対策を始めてみてください。

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